今回は、普段よく食べる洋食と中華の塩分量を調べてみました。
和食は、醤油やみそを多く使うので塩分は高めですが、洋食や中華料理はどうなのでしょう。
洋食編
食パン(6枚切り1枚):0.8g
バター(大さじ1):0.2g
マーガリン(大さじ1):0.1g
いちごジャム(大さじ1):0g
サンドイッチ(薄切り2枚+具):1.5〜2g
ハンバーガー(1個):2~3g
パンは作る過程で塩を練り込んでいるので、パンそのものに塩分が含まれています。これは、あんぱんやクリームパンなどの甘いパンも例外ではありません。サンドイッチやハンバーガーは中に挟む具によって塩分量が変わってきます。ハムやチーズ・ソースを使ったものは塩分量が高くなるので、選ぶ際の参考にしてくださいね。
ナポリタン:3.0g
スパゲティミートソース:2.1g
同じトマト味のスパゲティでも、ケチャップで作るか、トマトソースで作るかにより塩分は変わってきます。塩分量は、ケチャップ大さじ1で0.5g、トマトソース大さじ1で0.1gになります。トマト味のスパゲティを食べたいときは、ミートソースを選んだほうが減塩になります。
ハンバーグ:1.4g
トンカツ(ロース90g):0.9g
ポテトコロッケ(小判型2個):0.8g
どれもソースをたっぷりかけて食べるとおいしいですよね。ですが、ソースには大さじ1で1.0gの塩分が含まれています。ソースは『かける』のではなく『つける』が減塩の基本ですよ。
フレンチドレッシング(大さじ1):0.9g
和風ドレッシング(大さじ1):0.4g
ごまドレッシング(大さじ1):0.5g
マヨネーズ(大さじ1):0.2g
生野菜を盛ったサラダにはもちろん塩分は含まれていません。しかし、ドレッシング類で低カロリーなどと表示されているものは、他のものに比べ塩分が高い傾向にあります。これは、カロリーカットのために脂分を減らしたことによる物足りなさを感じないように、濃い味に調節されているからだそうです。塩分を気にしている人は注意が必要です。
中華編
冷やし中華:4.1g
餃子(150g):2.4g
酢豚(150g):1.5g
麻婆豆腐(150g):1.9g
八宝菜(150g):1.5g
エビチリ(150g):1.9g
わかめスープ:0.9g
中華料理に欠かせないオイスターソースや豆板醤の塩分量は、醤油やみそとあまり変わりません。なので、しっかり味がついている中華料理はどれもそれなりの塩分量です。味のベースになる中華だしにも減塩商品が売られているので、それらを活用するとよいでしょう。
減塩を始めてみようと思ったら、まずは普段どのくらいの塩分を摂取しているのか知ることが大切です。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
介護老人保健施設で介護福祉士として長く働き、ケアマネジャーを経て、地域密着型通所介護の所長を務めていました。
高齢者やそのご家族が、いきいきと健康的に過ごせるような生活情報をお伝えしてまいります。