介護福祉士ってどんな資格なの？
「介護」とはどんなことでしょうか。高齢になったり、心身に障害があったりすることで、日常生活を営むことに支障をきたしている人に対して、日常生活の動作、家事、健康管理、社会生活の援助などを行うことです。そんな介護の仕事をする人たちの職種の中で『介護福祉士』という資格があります。
厚生労働省では、「専門的知識及び技術をもって、身体上、精神上の障害があることにより、日常生活を営むのに支障があるものにつき、心身の状況に応じた介護を行い、その者及びその介護者に対して介護に関する指導を行う者」と定義されている国家資格です。
誰でも『介護福祉士』になれる訳ではなく、国家試験に合格し、登録した人だけがなれるものなのです。つまり、介護についてのプロが『介護福祉士』なのです。
介護福祉士はどんなところで、どんな仕事をしているの？
介護福祉士の代表的な活躍の場が、特別養護老人ホームや有料老人ホーム、グループホームなどの高齢者施設です。他にも訪問介護や医療施設、障害者施設などで仕事をしています。
それらの現場で、介護を必要としている人に対して、オムツ交換など排泄の援助、入浴の援助、車椅子の介助などの身体介護、買い物や部屋の掃除などの生活援助を行います。介護福祉士は介護のプロです。何でも手助けするのではなく、どうやったら自立できるのか考えてサポートしていきます。
まとめ
『介護福祉士』とは耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。しかし、どんな職業なのか、よく分からないという方も少なくないと思います。『介護福祉士』は病院にいる看護師のように介護施設などで働いている介護のプロなのです。介護が必要な人に対して、さまざまなサポートをしてくれます。
参考資料
介護とは何か？介護の定義、仕事をするうえで大切なこと：
https://kaigoworker.jp/column/401
介護福祉士とは？仕事内容、働く場所、なり方を紹介：
https://www.agaroot.jp/kaigofukushi/column/certified-care-worker
