施設を選んだ未来の一例
あるおじいさんは、施設なんかまだまだだと一人暮らしを頑張っていました。
ケガをきっかけに施設入居を考え、遠くに暮らす家族のご意向により様々な施設を見学し、ご本人もご家族も納得の施設に入居が決まりました。
その施設のあまりの快適な生活に、おじいさんは一人暮をしていた時よりも、顔色も肌艶も以前よりもすこぶる良くなりました。
施設入居を選んだ結果、家族も安心し、ちょうどいい距離感でお互いの時間を束縛することなく過ごせるようなったことは嬉しいものです。
今回は選ぶ未来②をお届けします。
まずは情報収集を
何事も、最初に大事なのは情報収集です。
数ある施設の中から取捨選択をしていく作業は、時間もかかりますし、労力も使います。
今の時代、インターネットで調べることはもちろん、ケアマネさんや、知り合いの方に話を聞くなど、幅広く情報を集め、できるだけ資料も取り寄せ、比較検討しましょう。
その中から、費用や雰囲気など、何に重要ポイントを置くのかを考え、見学してみたい施設、気になる施設を選びます。
最初に見学したところをスタート地点としてお話を聞き、次、その次の施設と比較していくと、目も耳も肥えていきます。
大事な家族の人生の終着点となるべき場所。
しっかり後悔のないように選んでいただきたいと思います。
ご家族がこの施設に決めた理由!
あるご家族が、数件の施設を見学し説明を聞き、それぞれの施設長とお話をする中で、どの施設でも看取りのお話が出ました。
数ヵ所の施設長との面談の中で、どちらの施設もサービス、費用共に大差はなく、選びきれないなと迷っていたとき、ここの施設長なら大事な家族を看取ってもらってもいい!と思った、それが入居する施設を決める最後の決め手だったそうです!
誰の目線で介護を考えるのか。
介護を受けるご本人か、介護を担う方なのか、誰の未来を選択していくのか…。
次回は、施設選びの具体的なポイントについて、続きのお話です!