在宅介護には休みはありません。そのため、介護している家族は、休みもなければ、外出もままならなくなりがちです。そんなときに活用できるのが、ショートステイです。在宅介護ではどのように活用できるのでしょうか。
ショートステイはどんなときに利用できるの？
ショートステイ（短期入所生活介護）は、要介護者の方を宿泊しながら一時的に預かるサービスです。施設に宿泊して、食事、排泄、入浴などの日常生活のケアを受けることができます。介護保険制度では、介護者の心身の状況や病状が悪い場合、家族や介護者の疾病、冠婚葬祭、出張などの場合、家族や介護者の身体的、精神的負担の軽減のためなどの目的で利用することができます。
ショートステイを利用できる施設はどんなところなの？
ショートステイのサービスを提供している施設は、宿泊機能を持つ施設になります。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームなどです。多くの場合、入居施設の中に併設されていることが多いです。
他にも、介護度の高い方や医療的措置が必要な方ができる介護老人保健施設、病院などでもショートステイのサービスを提供しています。介護者の多くは、環境が変わると落ち着きがなくなったり、不安になったりすることが多いので、利用する本人に合う施設を選ぶといいです。ケアマネージャーや施設の相談員とよく話し合うことが本人に合うショートステイの施設選びのポイントになります。
まとめ
ショートステイを利用することで、介護者の体調管理や介護をしている方の負担軽減を図ることできます。1日も休むことなく、在宅介護を続けていくことは大変なことです。リフレッシュのためにもショートステイを利用するという方法があることを知っておくと安心です。
参考資料
https://www.secom.co.jp/kaigo/viewpoint/20180703.html：ケアマネジャーが教える！ショートステイを上手に利用するコツ～介護のミカタあれこれ～｜介護情報なら安心介護のススメ｜セコム (secom.co.jp)
