「地域密着型サービス」は大きく分けて、訪問サービス、通所サービス、複合サービスがあります。具体的にどのようなサービスなのか簡単に紹介します。
①定期巡回・随時対応型訪問介護看護
365日24時間体制で訪問介護員と看護師が利用者の自宅を定期的に巡回するサービスです。他のサービスにはない大きなメリットは、自宅にいても介護と看護が一体となった支援を受けられることです。このサービスを利用できるのは、要介護1~5の方のみで、要支援1~2の方は利用できません。
定期的な巡回だけではなく、随時通報での訪問も対応しているので、24時間体制で必要なサービスを必要なタイミングで受けられます。
②夜間対応型訪問介護
夜間対応型訪問介護は、夕方6時から翌日朝8時にかけての夜間帯に訪問介護員が自宅に訪問するサービスです。夜間の介護負担軽減に大きく役立っています。このサービスも利用できるのは、要介護1~5の方のみで、要支援1~2の方は利用できません。
このサービスは、定期巡回と臨時対応の2種類があります。オムツ交換や体位変換のための定期巡回やベッドからの転落や転倒したときなど緊急時の臨時対応として利用することができます。
臨時対応サービスの場合、まず資格を持ったオペレーターが対応して、利用者の状況に応じて、介護職員の派遣や主治医の連絡、救急車の手配などをします。介護士だけでは対応できない場合もあるので、夜間対応型訪問介護サービスを提供している事業所は必ず訪問看護ステーションや主治医と連携を取っています。
まとめ
在宅介護は、24時間365日休みがありません。予想外の突発的なことも起こります。そんなときのためのサービスが地域密着型サービスの訪問サービスです。このようなサービスがあると、一人暮らしであっても安心して住み慣れた自宅での生活を起こることができますね。
参考資料
地域密着型サービスとは|10種類を一覧で紹介、最新の費用、住所地特例の内容など【介護のほんね】 (kaigonohonne.com):https://www.kaigonohonne.com/guide/care-insurance/service/community-based