もっと知って欲しいお便のこと ~便秘編~

便秘のお薬

年齢を重ねるにつれ、お便の悩みを抱えるようになった方も多いのではないでしょうか?

実は“便秘”にはいくつかの原因があるんですよ。

便秘ってこんな状態

便秘で悩む女性

便秘の定義はいくつかありますが、3日以上出ていない、または毎日出ていても残便感があれば便秘と捉えることができます。

また、コロコロした兎の糞のような便〜コロコロ便が集まってできたような硬い便が出ている場合も便秘状態といえます。

便秘の原因

タイプ1 大腸の働きの低下、または食物繊維不足

食物繊維

加齢や運動不足により大腸の働きが低下すると、便が長い時間大腸にとどまります。すると、便の水分が大腸に吸収されてしまい便が硬くなってしまいます。

食物繊維には便を柔らかくする効果がありますが、これが不足することも便秘の原因となります。

(対策)腸のぜん動運動(腸が波打つように動くことで便を前進させる動き)を促すために、散歩やお腹をひねる動きを行うのが効果的です。便が硬くて困っている人は便を柔らかくする働きがある水溶性食物繊維(こんにゃくや海藻類に多く含まれている)を取るとよいでしょう。

タイプ2 ストレス

ストレス

ストレスにより大腸がけいれんを起こし、狭くなってしまうことで便がスムーズに通過できないことで便秘になってしまいます。腹痛や腹部不快感を伴うことがあります。

(対策)まずはストレスを解消することが一番です。腸の緊張を抑えるために、辛味や酸味の強いものや脂っこいもの、アルコールなどは控えた方がよいでしょう。

タイプ3 我慢し過ぎ

ウンチを我慢する女性

直腸に便が送られてくると信号が脳に送られ便意を感じます。これを排便反射と呼びますが、習慣的に我慢しているとこの排便反射が弱くなってしまい便秘になってしまいます。

(対策)便意は我慢していると15分で消失してしまいます。便意を感じたら我慢せずにトイレに向かいましょう。また、排便習慣を確立するために決まった時間(朝食後など)にトイレに座るようにすることも有効です。

タイプ4 病気の影響

腸の病気

大腸の病気によって、大腸そのものが部分的に狭くなったり、便が通過しにくかったりすることで起こる便秘です。大腸がんなどが原因で起こります。便秘が長く続いたり、便に血が混じったりする場合は注意が必要です。すみやかに受診しましょう。

強くいきんでいませんか?

お便をする時に強くいきんでいませんか?これが高齢者にはとても危険なんです。

強くいきむことで瞬間的に血圧が280にも上がることがあります。

この一時的な血圧の上昇により、脳卒中や心筋梗塞、動脈瘤の破裂などの重大な病気を引き起こすことがあるので注意が必要です。

便秘の解消に便秘薬をお考えの方もいらっしゃると思います。便秘薬にもさまざまな種類があり、便秘のタイプによって合うものと合わないものがあります。便秘薬を使用の際は、医師や薬剤師、薬局の登録販売員に相談するようにしましょう。

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