熱帯夜の車中泊を快適化するための工夫

7月~8月は連休やお盆があり、車中泊は、ドライブやキャンプの楽しみの一つです。しかし、夏は暑いので、車中泊の際は暑さ対策が必要です。

夜は気温が下がりますが、車内の温度はエンジン回りの熱がこもっており、まるで床暖を入れているような状態で、数時間は暑いままです。

そこで、ここでは、バンコンで夏の深夜に車中泊する際の暑さ対策をご紹介します。

バンコン

1. 車を日陰に駐車する

車を日陰に駐車することで、太陽の直射日光を遮り、車内への熱の侵入を防ぐことができます。
気温が30℃を超える時期は、5分程度で40℃、10分で50℃越えしてしまうほどの危険な状態になります。

車用のサンシェードを利用している方もおられますが、実験の結果、車内温度に変化がみられないことから、停車中は車を日陰に停めるようにして、熱の浸透を抑えるようにしましょう。

2. 窓を少し開ける

窓を少し開けることで、車内の空気を循環させ、暑さを軽減することができます。窓を全開にあけたいものですが、アブやハチの侵入、盗難の危険がありますので、空気が通る程度の明け具合にしましょう。

窓を開放させる時に重宝するのが取り外し、設置しやすい網戸「エコネット」。窓にぴったりフィットし、虫の侵入をシャットアウトします。脱着は、ネジや工具のいらないはめ込み方式で、簡単に装着可能です。また、装着したまま窓の開閉も可能です。

購入して使っていますが、ハイエースのエンジン回りの熱を逃がせ、車内に熱がこもるのを抑える効果があると感じています。一方、取り付けのタイミングですが、取り付け時はドアや窓を開けて装着すると、明かりに誘われて、虫が車内に侵入して駆除が面倒なので、装着は日没前に装着することをおすすめします。

 

3. 冷却グッズを使用する

冷却シートや冷却タオル、扇風機などの冷却グッズを使用することで、車内を冷やすことができます。2023年、我が家では「ポータブルクーラー冷え蔵Ⅱ EX」と「強力サーキュレーター」で車中泊対策。外付けのエアコンが一番楽なのですか、バッテリーが持たないし、床下収納で床を掘り下げているので、そもそも室外機を設置する場所がないのが現状でした。

冷え蔵ⅡEX

冷え蔵Ⅱ EXを使った効果として、ハイエースの車内では、2時間程度で氷が水に変わり、冷房効果なくなりました。狭い車内では人の体温が加わりますので、締め切った空間では室温は高くなり、早く氷が解凍されてしまうようです。稼働の始めは15℃ぐらいの冷たい冷気が出ますので、扇風機やサーキュレーターと組み合わせて使用すると早く室温を下げる効果が得られます。

冷え蔵Ⅱ EXの欠点としては、運転させるとWファンの音が気になること。つまみを左に回すことで風量を抑えることはできますが、冷却効果が極端に落ちるため、つまみは4分の1回転ぐらいで調整しつつ、扇風機で空気を循環させるとよいでしょう。

4. 薄着で寝る

厚着をすると、汗をかきやすく、暑く感じてしまいます。薄着で寝ることで、汗を蒸発させやすく、涼しく過ごすことができます。

一方、真夏でも、スキー場をRVパークとして開放している所は、朝4時頃になると急に寒くなり目が覚めてしまう場合もあります。タオルケットなのど薄手の布団は1枚用意しておくと安心です。

5. 水分を多く摂る

夏は汗をかきやすく、脱水症状を起こしやすいです。水分補給をこまめに行うことで、脱水症状を予防しましょう。

これらの対策をすることで、バンコンで夏の深夜に車中泊をしても、快適に過ごすことができます。

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