コロナ禍の影響でキャンピングカーに興味がある方が増えました。
人混みを避けて旅行したいご家族、ペットと一緒に旅をしたいなど、人との接触を避けながら楽しめるレジャーとして、キャンピングカーが注目を浴びています。
今回は、キャンピンクカー購入を考えている人に向けて、キャンピングカーオーナーの立場でレポートしたいと思います。
普段使いに便利なバンコン

キッチンやシャワールームがついているキャンピングカーは、キャンプや車中泊するのには便利ですが、大きい車体を日常生活で使うのは少し無理があります。
レジャーや普段の買い物や仕事にも使いたい方は、一石二鳥のバンコンタイプがおススメです。
バンコンに乗り換える前は、ヴェルファイアを乗っていましたが、外径のサイズはさほど変わらないのに、室内空間が広くフラットになったことで、荷物の出し入れが楽になり使い勝手はかなり良くなりました。
バンコンの室内空間とは

バンコンと一言で言っても、バリエーション豊富で、サイズもいろいろあります。
ハイエースベースのバンコンは、ワゴン車とは異なる大きなポイントは高さが平行という点です。
通常の車は後部に座ると天井が低い流線型のボディの為、圧迫感がありますが、ハイエースは、ほぼ箱型の構造なので、レイアウトがしやすいといえます。
上部に収納やハンガーポールをつけることも考えましたが目線の延長に物があると、どうしても圧迫感が生まれるので、キャビネット内はシンプルなデザインなものを選びました。
家電のこだわり

車中泊とはいえ、日常の生活スタイルが維持できるようテレビと冷蔵庫は必要。
一般的に車のテレビは、リアモニター「天井吊り下げ型(フリップダウン型)」が多いですが、目線が高いものを見ていると首が疲れてしまいます。
19インチの液晶テレビと独立した地デジアンテナを設置することで、ストレスなくテレビを視聴することができます。
車の中にテレビをつけたいけどアンテナがない場合、アンテナフィルムを張っているけど感度が悪い場合には、マグネットタイプの後付けアンテナで解消できる場合もあります。
キッチン周り(ギャレー)

水栓設備は前方と後方に2か所ありますが、ちょっとした洗い物や調理こちらの設備を使います。
冷蔵とシンクが一体化しているのでコンパクトにまとめられ、引き出しも付いています。
簡単な調理ができる流し台

シンクには簡易シャワーが設置されており、電源スイッチを入れハンドルを回すと水がでます。
シンクの縦22×横30×深さ20cmと深めのサイズなので水が飛び跳ねることも少なく、使いやすい流し台となっています。(流し台キットはオープション設置 43,700円税別)
バンコンはキャンピングカーとしての登録基準が満たせればよいので、手のひらサイズのシンクが多く使われない標準装備になっているのですが、ペットを飼っている我が家では大きめのペットボールも洗えるので重宝しています。
広いセカンドシート

収納棚や設備が多いバンコンは豪華ですが、スペースには限りかあるので、家具をつければ狭くはなります。
ナッツのファミモ(ファミリモーターカー)は座席シートに収納スペースが2つあります。
座席シートは外すことができますが、オープションで追加バッテリー、外部充電システム、インバーター、FFヒーターなどの電装装備を追加しているため、収納できるスペースは座席シートの4分の1程度になっています。
就寝時は座席シートの背もたれ部分を外し、真ん中にハメ込むだけなので、車内にいながらベット展開ができます。
雨の日や蚊、蛾の多い時期は車外に出ないで、ベットメイキングできるのは大変便利です。
現車を見てみたい方は事前に連絡いただければ観覧可能です。
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