日常生活の中でさりげなく見守る、あいさつ程度にちょっとだけ声をかける。
そんな「応援者」になってほしいという願いが込められた制度です。
「認知症」にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「認知症にはなりたくない…」「介護が大変そう…」そんな不安要素の方が大きいかもしれません。
2020年の65歳以上の高齢者の認知症有病率は16.7%。およそ6人に1人が認知症を抱えています。
認知症は特別なことではありません。また、何もかもできなくなる・分からなくなるわけでもありません。認知症を知ることでその不安が少し解消されるかもしれません。そして、自分自身が年を重ねても楽しく暮らしていけるヒントがそこにあるかもれないのです。
認知症サポーターって?
認知症サポーターは何か特別なことをする人ではありません。
認知症サポーター養成講座で得た知識を生かし、近所で気になることがあればさりげなく見守る、まちなかで困っている人がいたら手助けする、それもひとつの活動です。
認知症について正しく理解し、地域や職場で認知症の方やその家族を温かい目で見守る「応援者」です。
この受講がきっかけでボランティアに参加したり、認知症カフェに参加する方もいるようです。
誰でもなれます
認知症サポーターは誰でもなれます。年齢制限はなく、学歴や職歴も関係ありません。
さまざまな団体で開催されたり、職場や学校で授業の一環として行われることもあります。
90分の講座を受講すれば誰でもなることができます(無料です)。
認知症サポーター養成講座内容
・ 認知症とはどういうものか
・ 行動・心理症状への理解
・ 予防についての考え方
・ 認知症の人と接するときの心がまえ
・ 介護している人の気持ちを理解する
・ 認知症サポーターとは
・ 認知症サポーターのできること など
応援者にあなたもなってみませんか?
認知症サポーター養成講座の受講を希望される方は、下記へご相談ください。
札幌市 保健福祉局 高齢保健福祉部 介護保険課 認知症支援担当係 011-211-2547
社会福祉法人 札幌市社会福祉協議会 ボランティア活動センター 011-623-4000
認知症サポーター養成講座 | ボランティア講座【地域密着型のボランティア活動を目指す方に】 | 社会福祉法人 札幌市社会福祉協議会 (sapporo-shakyo.or.jp)
参考URL
認知症サポーターキャラバン ホームページ
札幌市ホームページ 認知症サポーター養成講座
https://www.city.sapporo.jp/kaigo/k100citizen/k165ninchisyo-kensyu.html
介護系ファイナンシャルプランナーとして、どのような介護サービスなどがあるのか、費用はどのぐらいかかるのか、素朴な疑問に応えられるポータルサイトを作りました。