見直してみませんか?おうちの防災設備

見守り

「最近火事のニュースが多いな」と気になった方も多いのではないでしょか。

令和3年の札幌では4月と5月が最も火災の多い月でした。(※1)

春は空気が乾燥しているうえに、風が強い日が多いので火災が多く発生します。

その消火器使えますか?

消火器どこにありますか?

「納戸にあるよ」「押入れにあるかも」という方、置き場所を再検討してみませんか?消火器が有効に使えるのは「初期消火」です。つまり出火してから1~2分の火が広がっていない状態の時です。普段使わないものはどうしても奥にしまいがちですよね。ですが火災が起きた時にすぐ使えるよう、台所や玄関など目につきやすい場所に設置してくださいね。

使用期限切れていませんか?

「昔買ったやつがあるよ」という方、使用期限を確認していますか?住宅用消火器の使用期限はおおむね5年とされています。使用期限が切れていたり、腐食や変形があったりする消火器は破裂する危険性があります。ご自宅の消火器が使える状態にあるかぜひ一度確認してみてくださいね。

その消火器扱えますか?

年を重ねてくると「重くて持ち上げられない」「握力が弱いからレバーを握れない」という問題も発生してきます。スプレータイプや投てきタイプなど高齢者でも使いやすい消火用具の導入も検討してみてはいかがでしょうか。

その火災警報器作動しますか?

設置したのはいつですか?

住宅用火災警報器は、札幌では平成20年からその設置が義務付けられています。火災警報器はセンサーなどの寿命によりおおむね10年を目安に取り換えることが推奨されています。設置義務が始まった当初に取り付けた方は、新品への交換も含めて検討してみてくださいね。

動作確認していますか?

もしもの時に役立つ火災警報器ですが、きちんと作動するか確認していますか?火災警報器には動作確認のためのテストボタンやひもが取り付けられています。それらを使用して警報音が鳴るかを確認してみましょう。電池切れの時は警報音などで知らせてくれますが、聞き逃している可能性もあります。1カ月~半年に1回は動作確認することをおすすめします。

備えて安心防災設備

他人ごとではない住宅火災。泥棒は金目のものだけを選んで盗んでいきますが、火事は思い出の品まで全部灰にしてしまいます。それを防ぐためにもご家庭にある防災設備改めて見直してみませんか?

※1

札幌市消防局予防部予防課 令和3年火災統計より

札幌市ホームページ

ホーム > 防災・防犯・消防 > 消防・火災予防 > 火災予防 > 火災の発生状況令和3年火災発生状況(確定値)

https://www.city.sapporo.jp/index.html

 


関連ページはこちら  在宅介護か施設介護、選ぶ未来②

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