ショートステイとは、宿泊ができる介護保険サービスです。どんなときに利用できるものなのでしょうか。誰でも利用できるサービスなのでしょうか。
ショートステイ(短期入所サービス)とは、どんなもの?
ショートステイは、在宅で介護を受けている方が短期間だけ施設に宿泊して、介護を受けることができるサービスです。65歳以上の方で、要介護・要支援の認定を受けた方なら誰でも利用できます。
施設に宿泊して、食事、入浴、排せつなどの日常生活のケアを受けたり、機能訓練やレクリエーションなど身体機能向上のためのケアを受けたりすることができます。いつもと違う介護ケアを受けることで、介護を受ける方の気分転換にもなります。
※令和4年現在、札幌市内には利用可能な施設が122か所ございます。
ショートステイを利用できるのはどんなとき?
ショートステイを利用できるのは、介護者が冠婚葬祭で外出したり、体調不良になったりして、この期間が自宅で介護ができないというときに利用されることが多いです。それだけではなく、介護者の休息のためにも利用することもできます。
介護サービスの利用で、家族を介護から解放し、介護疲れを癒すことができるケア「レスパイトケア」の代表的なものが、ショートステイです。在宅介護は、24時間休みなく続くので、精神的、身体的に家族の負担も大きいもの。介護者、要介護者の共倒れを防ぐためにショートステイの活用が有効になってきます。
まとめ
ショートステイは、在宅介護をしている家族の大きな味方です。冠婚葬祭など、長時間だったり、宿泊が必要だったりする外出などのときに利用できます。その他にも家族の介護疲れを癒すためにも活用できます。介護は長期間にわたる場合が多いです。ショートステイを活用して、リフレッシュして介護と向き合えるようにするといいと思います。
参考資料
https://www.heartpage.jp/contents/magazine/03-00037:ショートステイとは?3つのメリット・デメリット、宿泊期間、料金、持ち物|ハートページナビ (heartpage.jp)