特別養護老人ホームってどんな施設なの？
「特別養護老人ホーム」は、常時介護を必要としていて、在宅での生活が困難な高齢者に対して、生活全般の介護（食事、排泄、入浴などの介護や日常生活の世話、健康管理や療養上の世話など）を提供する施設です。地方自治体や社会福祉法人により運営されている公的な老人ホームです。
さまざまな高齢者施設がありますが、「特別養護老人ホーム」は公的な施設なので比較的費用が安く、看取りの対応も可能となっています。
特別養護老人ホームはどんな人が利用できるの？
「特別養護老人ホーム」は、中度・重度の介護を必要とする要介護3以上の高齢者が対象の施設です。基本的には介護度の低い要介護2以下の方は入居することができません。
多くの「特別養護老人ホーム」では、吸痰、胃ろう、経管栄養、床ずれといった医療ケアが必要な方でも利用することができます。
まとめ
「特別養護老人ホーム」は、介護を必要する方に24時間の介護サービスを提供する施設です。介護を必要とする方なら誰でもすぐに入居できるのではなく、要介護3以上の方が対象となっています。
入居するには申し込みも必要となります。
費用を抑えられることから多くの入居希望者がおり、入居までに時間がかかることがある点に注意が必要です。
参考資料
特別養護老人ホーム（特養）とは？ 老健との違いや入居条件・待期期間などの特徴を解説
：https://kaigo.soudan-anshin.com/guide/cate/tokuyo/
