素敵な装いでディサービス!
在宅で日々暮らしていても、ディサービスに出かけたり、通院や外食にお出かけしたり、ヘルパーさんやケアマネさんが来てくださったり、オシャレを披露する機会は多々あります。
外部との関わり合いを少しでも増やすことは、ストレス解消にもつながります。
80代のあるおばあちゃんの笑顔。
タンスの中から、素敵な刺繍の入ったTシャツが出てきました。しばらくの間、Tシャツに袖を通してはいませんでしたが、ゆったりとしていてとても着やすいお気に入りの一着。ご本人さんも昔それを着ていた頃の記憶がよみがえります。
その服を着た頃の話を語り出し、止まらなくなったりもしました。
それを着て、いつものディサービスに行きました。
オシャレでよく似合っていて、女性スタッフも目を丸くして、素敵~!を連呼していました。
おばあちゃんもとても喜んでご機嫌で一日を過ごすことができました。
いつも、小粋なちょっと派手目な靴下を履いているおじいさんの笑顔。
お孫さんが量販店で見つけ、おじいさんのために買ってきてくれるのだとか。
照れながら、ご自慢のお孫さんのお話をいつも聞かせてくださいます。
ご家族のことを思いながらの贈りものは、素敵な笑顔につながりますよ!
オシャレだけを重視するわけにもいきません。
介護に特化した洋服もいまはたくさん見つけることができます。
介護の度合いにもよりますが、寝ている時間が長い場合は、前ボタンの方が着替えをさせやすいでしょう。
ボタンにも、スナップだったり、マジックテープだったり、リボンだったり、多種多様あります。
起き上がりや座位をある程度保つことができる場合は、すっぽりかぶれるタイプ、すっぽりはかせるタイプも楽チンです。
ご自分で脱ぎ着がしやすい服ならば、手先の運動や自立促進にもつながります。
何より、洗濯がしやすいもの、洗濯にたえるもの、肌触りがすぐに悪くならないものがオススメです。
カーディガンやベストなど、上に簡単に羽織れるもの、薄手のものなども重宝します。