歯周病の予防は万病予防の元！
日々の歯磨きを怠ってしまうと、年齢に関係なく注意喚起されるものの一つとして歯周病があります。
歯周病は、虫歯や歯の欠損はもとより、肺炎や動脈硬化などの全身の病気の要因につながっていくので注意が必要です。
元気に生きていくための入り口でもあるお口をケア
咀嚼する力、口の中の機能低下を予防すること、飲み込む力、摂食障害や嚥下困難を少しでも回避すること、そして誤嚥性肺炎の予防、全ての入り口は口腔ケアです！
口腔内乾燥症に注意
高齢になると、持病が悪化しないため、体質維持のため、カルシウムなどの補強のため、様々なお薬を飲んでいます。
たくさんのお薬の副作用により口腔内も乾燥しがちになってきて、ますます口腔内管理も重要になっていきます。
思わぬ病気が隠れていることも！
ある80代のおばあちゃんは、ここ数年、いつも口内の渇きを気にしていました。
水分を多めに摂るよう声掛けを頻繁にしたり、水分摂取を促すために一緒に飲んだり食べたり…。
改善は見られず、歯科医、耳鼻科医など様々な医療機関に診てもらい相談もしました。
定期的に診ていただいている内科医の先生が「もしかしたら、シェーグレン症候群かもしれない」と検査を受けることになりました…。
シェーグレン症候群とは、難病指定の病気の一つで、症状に口腔内の渇きや目の渇きなどが挙げられます。
その後、人工唾液や目薬などの処置により、症状の改善が見られるようになり、本人も周りの方も一安心しました。
たかが唾液、されど唾液！
口腔内の違和感からのささいなきっかけを見逃さないようにすることが、健康長寿への第一歩です。
定期的な歯科受診や相談、毎日の歯磨きに気を付けて、丁寧に行っていきたいですね。
人生で大事なことは、コミュニケーションと食事。
今はマスクで口元が隠れてしまっていますが、見えないところのオシャレを怠ることなかれ！
口は健康の元！
口腔内の潤いは、感染症の予防効果にも一役も二役も力を発揮します。
マスクの下で、ワハハと大笑いして、潤って、コロナ禍を乗り切りましょう！
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