在宅介護で、急用や体調不良のため、自宅の介護が難しいときや家族・本人の介護負担軽減の目的などで利用できるのがショートステイです。では、ショートステイを利用するときに注意しなければならないことはどんなことでしょうか。
ショートステイを利用するときの注意点~申し込みは早めに~
介護をしている方の急用、体調不良や家族・本人の介護負担軽減の目的などで利用できるのがショートステイです。いきなりすぐに利用できるサービスではなく、事前の申し込みが必要です。
申し込みは基本的には事前にケアマネージャーがケアプランに「ショートステイ利用」を組み込み、利用を希望する日に申し込みをします。思い立った時にすぐに利用できるサービスではないので注意しましょう。
ショートステイは人気が高く、週末や連休が増える時期はすぐに満床になってしまいます。空きがある場合はすぐに利用できますが、週末や連休、年末年始や盆の時期は混雑することが多いです。混雑するときに利用を希望するときは、早めにケアマネージャーに連絡し、予約を取ってもらうといいです。
ショートステイを利用するときの注意点~全ての持ち物に記名を忘れない~
施設によって、細かいルールは異なりますが、基本的に持ち物全てに記名します。他の利用者もいるうえ、同名の利用者もいる場合もあるので、持ち物を取り違えることのないよう、全ての持ち物に記名をしておきます。下着や靴下、衣類だけではなく、歯磨きセットなどにも消えないように記名しておきます。また、薬も利用日数分だけ、1回ごと袋などに入れておきます。どんな薬を飲んでいるのかわかるよう、薬情報書やくすり手帳も忘れずに持参して下さい。
まとめ
ショーとステイは、在宅介護をしている方にとってなくてはならないサービスです。利用の予定は早めに決めておき、ケアマネージャーに連絡して下さい。また、全ての持ち物に記名をしたり、1回分ずつ薬を準備したりするのは大変な作業です。しかし、この作業をきちんとしておくことで、施設側のスタッフも安心して介護をすることができます。ショートステイ利用する施設からの指示は、面倒がらずにきちんと守って利用して下さい。
参考資料
https://www.secom.co.jp/kaigo/viewpoint/20180717.html:ケアマネジャーに聞く!ショートステイを申し込むタイミングと利用時のコツ~介護のミカタあれこれ~|介護情報なら安心介護のススメ|セコム (secom.co.jp)