冬の足音が聞こえてくるこの季節。体の冷えが気になってきませんか?
年齢を重ねると、体温調節機能が低下して体が冷えやすくなります。
そこで、今回は体を温める効果のある食べ物をご紹介いたします。
紅茶
緑茶や紅茶、ウーロン茶などはすべて同じ「茶の樹」と呼ばれる木の葉から作られます。
その中で、最も体を温める効果が強いのは『紅茶』です。
これは『発酵』に秘密があります。紅茶は“完全発酵茶”と呼ばれ、最も発酵の度合いが高いのが特徴です。この発酵の過程で、茶葉自身が持つ酵素の働きで、カテキンからテアフラビンという成分が作られます。これは紅茶特有のポリフェノールの一種で、血流改善に効果があり、指先や足先などの抹消部の体温を上げてくれる効果があります。
砂糖を入れて飲むときは、黒糖を入れることをお勧めします。黒糖にも血の巡りを良くし、体を温める効果があるといわれているので、ダブルの効果が期待できます。
しょうが
体を温める食材として有名なしょうがですが、目的により食べ方が異なります。
体の表面を温めたい…生で食べる
生のしょうがには、ジンゲロールという成分が含まれ、解熱作用や殺菌効果があります。体内の熱を取り除き、体の表面を温めるので、風邪のひき始めに有効です。
体の芯から温めたい…加熱(乾燥)して食べる
しょうがを加熱(乾燥)すると、ジンゲロールがショウガオールという成分に変わります。ショウガオールは血流を良くして、体を芯から温めてくれる効果があります。
なので、体の冷えにお悩みの方は、加熱(乾燥)したしょうがを食べるのが良いでしょう。
しょうがは食べ過ぎると、腹痛や肌荒れの原因になります。1日小さじ1杯程度までが適量となります。
羊肉
北海道ではジンギスカンでお馴染みの羊肉。この羊肉にはL-カルニチンという成分が含まれ、新陳代謝を活発にすることで冷えを改善する効果があります。冷えの原因はさまざまですが、女性に多い貧血を原因とする冷えは、血流が滞ることで起こります。羊肉には鉄分も多く含まれているので、貧血を改善し、末端冷え性の解消を改善することができます。
体の冷えは睡眠の導入を妨げたり、免疫力を低下させたりします。
『冷えは万病のもと』といわれています。
日々の生活に体を温める効果のある食べ物を取り入れてみませんか。
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